
アイキャッチ画像引用:ecoast
オセアニアにある美しき自然に囲まれた小さな島国ニュージーランド。
日本の面積の約70%ほどしかないニュージーランドに、サーフィンというイメージはあまり無いかもしれませんが、実はとんでもない世界レベルの波がブレイクするという事をご存知ですか?
今回は、数百以上のサーフポイントを持つニュージーランドの中でも、代表的な”ラグラン”という町にあるサーフポイント情報をご紹介!
いつかは訪れてみたくなるラグランの魅力的な波とトリップに役立つ情報をお届けします。
記事の内容ニュージーランド屈指のサーフタウン”ラグラン”の
- 波
- 注意点
- 水温
- 行き方
- 関連動画
目次
ニュージーランドの代表的なサーフタウン”ラグラン”とは
大部分が亜熱帯性の気候であるニュージーランドのノースアイランド(北島)は、7,400kmの海岸線を持ち、多くのサーフポイントが点在する島です。
今回ご紹介する「ラグラン / Raglan」は、ノースアイランドのワイカト地方の西海岸に位置する人口約3000人の町で、往年のサーフィン映画「エンドレス・サマー」にも登場したサーフタウンとして知られている場所です。
町は美しい大自然に囲まれ、随所にサーフィンに関連したストリートアートや看板などが見受けられ、散策も楽しめます。
ラグランは人口こそ少ないですが、サーフポイント自体はメジャーなので、週末ともなると多くのサーファーが町を訪れ、賑わいます。





ラグランの波
画像出典:Youtube
そんなニュージーランド屈指のサーフタウン”ラグラン”の気になる肝心の波は、条件さえ整えば、とても長いレフトブレイクの波が姿を現し、超ロングライドが楽しめます。
ラグランは、主に3つのセクションからなり、アウトから「インディケーター」「ホエール・ベイ」「マヌ・ベイ」と名前が付いています。
ラグランの最もアウトにあるブレイク”インディケーター”は、条件が整う事で綺麗なバレルが出現し、次の”ホイール・ベイ”は比較的イージーな波で条件次第ではチューブライディングが楽しめます。
最後の”マヌ・ベイ”も形の良いレフトブレイクで上級者でなくても楽しめるセクションです。
そして、大きなうねりが伴う事で、3つのセクションは全て繋がり、1本の最上級レフトブレイクが現れ、サーファー達を熱狂させます。
波が良い時のラグランでサーフィンをすれば、人生最長のロングライドも夢ではありません。


ラグランの注意点
ラグランは岩場が多い為、入水する時は転ばないように注意し、ボトムも岩なので、ワイプアウトしてしまった際は、頭を両手でしっかり守りましょう。
さらに、土日となると多くのサーファーがラグランにやってくる為、海は混雑します。
人との衝突に気をつけ、周りのサーファーへのリスペクトを忘れぬようにサーフィンしましょう。


ラグランの水温とウェットスーツ事情
ラグラントリップへ行くにあたり、持っていくウェットスーツの種類は何が良いのか調べました。
ラグランの年間平均水温は以下の通り。
1月 | 19℃ |
2月 | 20℃ |
3月 | 19℃ |
4月 | 18℃ |
5月 | 17℃ |
6月 | 15℃ |
7月 | 14℃ |
8月 | 14℃ |
9月 | 14℃ |
10月 | 15℃ |
11月 | 16℃ |
12月 | 17℃ |
ニュージーランドの水温は冷たく、夏でも3mmのフルスーツが必要です。
冬になるとさらに海水温度は低くなり、セミドライにサーフブーツ、グローブが必要になります。
海の中で寒くなり、サーフィンに集中できないという事にならないように、防寒対策はしっかり準備していきましょう。


ラグランへの行き方
日本からニュージーランド北島への直行便が出ているオークランド国際空港から、南に車を2時間程度走らせるとラグランに到着します。
バスで行く場合は、オークランドから一旦ハミルトンまで行き、市営バスでラグランまで行けます。
ラグランの郊外にもサーフポイントや観光スポットが多く、見所がたくさんあるので、バスよりも、レンタカーを借りる事をおすすめします。
ラグランの関連動画


まとめ
画像出典:Youtube
ライトブレイクの多いニュージーランドでも珍しいとても長いレフトブレイクが炸裂する”ラグラン”のご紹介でした。
ラグランはニュージーランドの中でも代表的なサーフポイントがあり、条件次第ではチューブライドや人生最長のロングライドも経験できるかもしれません。
ニュージーランドへのサーフトリップに興味が湧いてきた方はぜひ、ロケーション最高なサーフタウン”ラグラン”の波を求めて旅の計画をしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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