天気図で波を予測する方法!強い風は良い波をもたらす!


天気図を見て波のうねりを予測したことがありますか?

専門的な言葉や線によって天気や風の様子を表している天気図は一見難しそうに感じられるかもしれません。

しかし天気図の見方を理解することで風向きやどこにうねりが来そうなのかを予測することができます。

例えば今年も多くの台風が日本近海で発生して多くの台風うねりを届けてくれたのですが、天気図でそのうねりが岸に到達するまでの予測ができることで次の台風うねりがくる場所や風向きを予測でき、良い波を当てられる可能性が高まります。

高いうねりを生んでくれる気象現象と天気図の見方を知って良い波を当てられるようになりましょう!

この記事のポイントうねりを作ってくれる気象現象、天気図の見方を知ることでうねりがどこに来るか予測しやすくなります。

うねりが作られるまで

波のうねりが作られるには風が必要です。

海面に風が吹くことで初めは「風狼(ふうろう)」と呼ばれる海面がざわついていて波長の短い波が形成されます。

うねりはこの風狼が集まり大きくなることで波長が長くなり、丸みを帯びた波です。

高さのあるうねりは数千キロに渡り海面を伝う力を持っています。

そしてうねりは海底の浅い海岸に到達することで重力に逆らえなくなり、ブレイクします。

風の強さに伴い、うねりも高いものが形成されるので台風のシーズンは日本の海岸にサイズの大きな波がブレイクすることが多いです。

高いうねりが海岸に到達することで海が荒れ、強いカレントが発生して流されてしまう危険性も高まりますので、十分にご注意ください。

高いうねりを生む為の強い風が作られる気象現象

強い風はある気象現象によって起こされるのですがまずは台風が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

台風とは名前を変えると大きな熱帯低気圧と言えます。

低気圧とは周りの気圧より低い部分のことで主に発達の仕方で違いのある熱帯低気圧と温帯低気圧があります。

温帯低気圧も日本に1年を通してたくさんのうねりを運んでくれます。

気圧は大気の圧力のことで、空気の重さとも言えます。

熱帯低気圧(台風)

この熱帯低気圧の規模が大きくなることで「台風」になります。

赤道付近の太陽の強い日差しにより海面が温められ、海水が蒸発することで、大量の水蒸気が空へと上っていきます。

この時に熱い空気により上昇気流が生まれ、渦になりながら反時計回りに回転しながら外から中心へとまわりの熱い空気をどんどん吸い込むことで熱帯低気圧は発達していきます。

空気がどんどん流れ込み、上昇気流によって空で冷やされた空気は雲を形成していくので天気が悪くなります。

規模が大きくなった熱帯低気圧による渦の中心付近が「風速17,2m」以上を計測されたものが台風となります。

温帯低気圧

中緯度の日本付近で発生する場合が多く、偏西風による赤道側の暖かい空気と冷たい空気の温度差をエネルギーとしていて最も頻繁に起きる前線を伴う低気圧です。

この温帯低気圧によって風波が起きることで日本の海岸にうねりをたくさん運んできてくれますが、台風にはなりません。

天気予報などで言われる低気圧は普通、この温帯低気圧のことをさしています。

台風が北上をすることで温帯低気圧に変わることがあります。

これは暖かい空気のみで形成された台風(熱帯低気圧)は冷たい空気が混じり、温帯低気圧の性質になるためです。

台風が温帯低気圧に変わると勢力がより強くなる場合があるので風速が弱まるわけではありません。

発達した高気圧

気圧が周りの気圧より高い所が高気圧と言うのですがこの高気圧は低気圧と真逆の性質を持っていて発達した低気圧より発達した高気圧は中心の風速は弱いのですが、大きさによっては高いうねりを生み出し、海岸へ運んでくれます。

下降気流が生じていて時計回りに風を中心から外へと風が吹き出すことによってうねりが作られます。

雲ができないので快晴になります。

また近くに発達した低気圧がある場合は、発達した高気圧から吹き出された風が吸い込まれて勢力が拡大することもあります。


天気図の見方

天気図を見ると、たくさんの線があると思いますがそれは等圧線です。

出典:気象庁ホームページ https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html

この等圧線の役割は同じ気圧と思われる地点を結んでくれています。

そして、赤い文字の「」と青い文字の「」があると思いますがそれは低気圧と高気圧を表しています。下にある数は気圧の単位のヘクトパスカルの強さを示しています。

高気圧のところから低気圧の方向に風は吹いています。

地上では摩擦力やコリオリの力という物理法則の影響で風向きが右斜め45°ほど傾きます。

南半球になるとこれが逆の左斜め45°となります。

また等圧線の線と線の感覚が狭いほど気圧の変化が大きいため風が強くなります。

上の天気図の中で一番ヘクトパスカルの強い北海道のオホーツク海沖の発達した高気圧を見ると東北地方の海岸に良い向きでうねりが入ると考えられます。

日本海側にも発達した低気圧があるのですがこの低気圧のうねりは風向きや日本の南西側から進んで来たことを考えるとうねりの向きが北向きになっていきます。

しかし日本海側の中国地方辺りに波が残り、良い波がブレイクしているポイントもあるのではないでしょうか。

この低気圧の等圧線の周りの間隔を見ると狭いことから強風なことがわかります。

赤色や青色のギザギザの線は前線を示していて、前線とは暖かい空気と冷たい空気がぶつかっている境目天候が不安定になります。

天気に関しては前線を伴う日本海側の発達した低気圧が北上していった後に日本の西から来ている高気圧により、晴れる予想ができます。

このように等圧線と発達した低気圧と高気圧の場所を合わせて見ることで、風の強さや向き、うねりの方向を予測することが可能です。

天気も気圧配置や等圧線、前線の位置を把握することで天気を予想できます。

日本の台風

日本では夏から秋にかけてたくさんの台風が上陸するのですが、赤道付近で1年を通して台風は発生しています。

しかし季節により風の向きは変わります。

夏の終わりころから秋の涼しくなっていく頃まで太平洋からくる高気圧が弱まることで日本に台風が毎年数多く上陸しやすい状況になっています。

今年は今の所、全部で29個の台風が発生しています。

このうち日本の太平洋側の主な海岸にうねりを運んでくれたのは、19個の台風で中にはチューブを形成した台風うねりもあったそうです。

今年は台風が発生する可能性は低いですがまた来年の台風によるうねりを楽しみにしましょう。

また台風が発生すると良いうねりが来るかもしれない期待を持ちますが、かなり危険なコンディションになりうる台風うねりは時に人の命を奪います。

たとえ良いうねりが入って来ても流れの早いカレントなどで流されて戻れなくなる可能性も十分に考えられますので波を時間をかけチェックし、自分のレベルのあったところでサーフィンは楽しみましょう。

関連動画

千葉は小さい高気圧や低気圧によるうねりでも反応してくれるサーフスポットがたくさんあります。


台風24号のうねりが台風の上陸前に千葉に到達しました。

台風13号による大きなうねりが湘南に到達し、チューブも巻いた時の映像です。

湘南は台風のうねりで波が炸裂するときがあります。

まとめ

波の情報サイトなどで細かいうねりの向きや台風の情報など簡単に見れますが、自分で天気図を見て、細かいうねりの向きや風などの予測をたてられることによって良い波が立つポイントを絞り、実際に波を当てた時の嬉しさはとても大きいものだと思います。

天気図のみで波を当てるのは実際難しいですが、波や地球の偉大さを改めて感じることができるのではないでしょうか。

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