
写真を撮る時に一般的なピースサインではなく、親指と小指を開き、真ん中の3本の指を丸めた通称アロハポーズをするサーファーは多いですよね。
日本での通称はアロハポーズですが、本当の名前はShaka(シャカ)とHang loose(ハングルース)の2種類がある事をご存知でしょうか?
今回はアロハポーズにまつわる、サーフィン仲間に自慢したくなるようなお話です。
目次
アロハポーズは全部で2種類!手の向きで本当の名前と意味が変わる
画像出典:disruptsports
現在、アロハポーズには次のような意味が含まれています。
- こんにちは
- ありがとう
- 大丈夫だよ
- 初めまして
- またね、じゃあね
- 気楽にいこう
- なんとかなるさ
- 平和
- チルアウト
- 尊敬
など
そして、アロハポーズは手の甲の向きで本当の名前が変わり、含まれる意味にも違いがあるんです。

アロハポーズ「シャカ」の手の向きと本当の意味
手の甲を相手側に見せるアロハポーズを「シャカ(Shaka)」と言います。
シャカには「気楽に行こう」や、「元気?」などの意味が含まれ、主に相手を励ます時に使うポーズとなります。
なんとかなるさ!という意味もあるので、相手をポジティブな気持ちにさせたい時に使えます。

アロハポーズ「ハングルーズ」の手の向きと本当の意味
手の平を相手側に見せるアロハポーズを「ハングルース(Hang loose)」と言います。
ハングルースは挨拶する時に使うポーズで、「こんにちは」「またね」「ありがとう」などの意味があります。
友達に挨拶したい時など日常的に使える便利なハングルースで、気軽に感情を表現してみてはいかがでしょうか?

一部の国では「アロハポーズ」の意味が異なる
なお、一部の国では、アロハポーズが全く別の意味を持つハンドサインになる場合があります。
- 中国…数字の「6」という意味。
- ロシア…ビールを飲むときに誘うハンドポーズ。
- カリブ…性的な意味(島によります)

サーファーにとってのアロハポーズの使いどころ
画像出典:instagram
サーファーにとって、アロハポーズは大切なハンドサインですよね。
特に写真を撮る時にアロハポーズを使うサーファーは多く、海の中でもアロハポーズをしながら友達に挨拶をしているサーファーも見かけます。
もはやサーファーのハンドサインとして定着しているアロハポーズは、ピースサインに代わって使われる便利なポーズです。

(おまけ)アロハポーズができた由来って?
画像出典:instagram
ハワイのサーファーが昔から使っているアロハポーズですが、由来をご存知でしょうか?
アロハポーズの由来に関しては3つの説があります。
まず1つ目の説は、ハワイに住むサーファーがある日、海で突然サメに襲われてしまい、人差し指と中指と薬指を失ってしまいます。
その指を失ってしまった男性が親指と小指を立てている様子から、アロハポーズが生まれたと言われています。
2つ目の説は、オアフ島ノースショアのサトウキビ工場で働いていたハマナ カリリという男性がある日、機械事故で人差し指、中指、薬指を失ってしまいます。
その後、列車の警備員となったハマナは、列車に近付いてくる子供達を手で追い払っていましたが、3本の指を失った手を子供達にマネされた事が、アロハポーズの始まりとされています。
最後の説は、ハワイに住む男性が事故で人差し指、中指、薬指を失ってしまいます。
指を失った男性の子供は、父親の指が無い手を真似たハンドポーズで近所に挨拶をし始めました。
その父親の手を真似たハンドポーズこそ、アロハポーズの始まりと言われています。

まとめ
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アロハポーズにはシャカとハングルースの2種類があります。
シャカは手の甲を相手側に見せるアロハポーズで、「元気にしてる?」などの相手を励ますという意味が含まれています。
手の平を相手側に見せるアロハポーズであるハングルースは、主に挨拶に使えるポーズで、日常的に使えます。
シャカとハングルースを使い分けられると、便利なハンドポーズとして、気軽に感情を表現する事が出来ますね。
今まであまりアロハポーズを使った事が無かったという方も、これから積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
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