私たちサーファーは、ビーチや海岸にたばこの吸い殻やペットボトルが散らばっていたり、波待ちの時に自分の近くに浮いているゴミに気付くことも多いと思います。
そしてサーフィンというスポーツは、今ある素晴らしい自然を保つための自然環境保護にも役立つはずです。
サーファーがより長くサーフィンというスポーツを楽しむ為にも、近くの河川やビーチ環境への悪影響を減らす方法を考えてみましょう。
目次
ビーチクリーンに参加しよう!
波にのっている時やサーフボードにワックスがけをしている時、サーファーは常に海にいます。
どのサーファーもゴミやプラスチックなどが、ビーチ環境に悪影響を与えている事を間近に目にしているのではないでしょうか?
たとえ自分には捨てた責任は無くても、ビーチで見つけたゴミは拾う必要があると思います。
さらにもう一歩踏み出すなら、サーファーが意識的にビーチクリーンに参加すれば、ビーチの砂質の改善にも繋がります。
ビーチに残されたゴミの多くは、プラスチックやたばこの吸い殻が多く、一つ一つのゴミの破片は小さい物かもしれません。
しかし、そのゴミは海を汚し、海洋生物に深刻な被害をもたらす可能性のある科学物質と毒素でいっぱいなのです。
日本サーフィン連盟では毎年、各支部が中心になって「NSA SURFERS BEACH CLEAN ACT」を開催し、ゴミのないビーチ、ゴミを捨てないビーチを働きかけています。
サーファーとして同じ海、同じ時間を共有する仲間として少しの手助けが海の未来を変えるのではないでしょうか。
環境にやさしいサーフボードを選ぼう!
一般的に今のサーフボードはグラスファイバーやエポキシで作られています。残念ながらどちらも環境に優しい素材ではありません。
グラスファイバーボードは、ポリエステル樹脂とポリウレタンフォームで作られています。
つまり、スチレンや揮発性有機化合物(VOC)などの有害な化学物質が製造および生産中に放出され、結果的に、二酸化炭素の排出が多くなります。
これらの素材は生分解性はなく、リサイクルもできません。また、ボード製造時に排出された有毒化学物質は埋立地に埋められます。
ただ、環境により優しいサーフボードのマーケットは急速に成長しており、
サーファーは木材、竹、コルク、桐、さらには藻類などの有機天然素材で作られた高品質なボードが手に出来るようになりました。
このようなボードは、地球環境に優しいだけでなく、従来のボードよりも長持ちする可能性があります。
ただ環境に優しい高品質のボードは値段が高い物が多いので、コストダウンできるオプションとしては、
中古のボードを購入するか、ボードの手入れをしっかり行い、使っているボード自体の寿命をのばすという方法もありです。
環境にやさしいウエットスーツを選ぼう!
今一般的に販売されているウエットスーツは、採掘された石灰石または、採掘石油の非生分解性製品であるネオプレンから作られています。
幸いなことにネオプレンの代替品などで作られた環境に優しいウエットスーツを販売する革新的な企業もたくさんあります。
ほとんどの代替品は「NaturalPrene」や「Yulex」などの植物ベースの有機ゴムや塩素を含まないゴムで構成されています。
他には、リサイクルプラスチックボトルを使用して、水がベースの無溶剤型ラミネート接着剤とともに撥水ライニングを製造する物です。
ただこの様なウエットスーツは高品質で地球環境に適していますが、価格は決して安くはありません。
しかし、サーファーはこのエコフレンドリーなマーケットの成長を手助けすることはできるはずです。
商品の購入が、グリーンウエットスーツのコストダウンに繋がり、まめに洗ったりきちんとケアする事で長く着ることもできるのです。
環境に優しいサーフワックスを選ぼう
サーフワックスは、主に石油やその他の化石燃料を精製することで作られる危険な石油化学製品で構成されています。
有毒化学物質は、海やビーチ、または埋め立て地から最終的に海を汚染し、海洋生態系に影響を与え、サンゴ礁にも被害を与えることにより、大規模な被害をもたらすことになります。
そうしたことから、すべてのサーファーが意識的に使用するサーフワックスの代替品を探す努力が必要なのです。
サーフワックスの代わりになり、なおかつ費用効率が高く、環境に優しい新たな代替品はいくつかあります。
その代表例といえば、カリフォルニアの老舗ブランドである「SEXWAX」が有名ですが、今や色々なブランドから様々なテクスチャーのワックスが発売されていますので、よくチェックしてみるといいでしょう。
また、サーファー自身が自分のサーフワックスを作る方法などもあります。オンライン上にも沢山の情報がありますので環境に優しく、自分に合ったワックスレシピを見つけるのもいいでしょう。
サンゴに優しい日焼け止めを使用する!
環境に優しい日焼け止めを選ぶことは、サーファーだけに限らず太陽の下にいるすべての人にとって重要なことです。
日焼け止めには、オキシベンゼンやオクチノキサートなどの有害な化学物質が含まれており、海洋や海岸の野生生物やサンゴ礁にとってとても危険です。
特に問題なのが、ごく僅かな量で環境に悪影響をもたらすオキシベンゼンの毒性の強さです。
競技用プール6個半の海水に1滴たらすだけでもサンゴや海の生物に悪影響を及ぼす程の毒性を持っており、
実際にハワイ州が環境に悪影響を与える日焼け止めの販売を法律で禁止にしているほどです。
当然、日焼け止めは洗い流されてしまうので、化学物質は水に溶けだします。
製品のラベルを確認し、有害な化学物質を使用するクリームやスプレーを避けて、環境に優しい商品を選んで使用するようにしましょう。
とはいえ、いちいちパッケージの裏に書かれた細かい成分表を見るのが苦手な方も多いと思います。
そんな時、日焼け止めに限らず、環境に優しい製品を選ぶ際に一つのキーワードとして覚えておきたいのが「バイオディグレイダブル」という言葉です。
要は自然に還っていく成分で構成されたものをこう呼んでいますので、一つの目安にしてください。
結論ですが、日々海に接している世界中のサーファー一人一人が、地球環境の保護を担う特別な責任を背負っている事を自覚することが大事だと思います。
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