5プラグ仕様に、スラスター(トライフィン)だけでなく、今や主流と楽しむサーファーも増えて来ているクアッドフィンセッティング。
クアッドフィンとはどのようなものか、どのようなフィーリングなのかなど、解説してみたいと思います。
目次
サーフボードのクアッドフィンセッティング
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クアッドとはトライフィンが3枚セッティングするのに対し、4枚のフィンをセットする4フィンセッティングのことです。
4フィンセッティングは最近注目を浴びて人気にもなっていますが、80年代はじめにはすでに存在していました。
しかし当時の4フィンは、ツインフィンの補助的なコンセプトのものが主流で、バックフィンもレール側にセットするのが一般的でした。
80年代はじめはトライフィン全盛期に突入した時代でもあり、またシャープで細いパフォーマンスショートボードがメインとされる時代でもあったので、サーフボード業界のマーケット的にもあまり注目されず、スラスターセッティング主流の時代が長く続くことになりました。
ネオクアッドの時代に!
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スラスターセッティング独占な時代が続いた中で、2007年辺りで新たなフィンセッティング革命が起こりました。
トライフィンのバックフィンをふたつに分けた4フィンをテストするシェイパーが現れ出し、新たなサーフボードマーケットに登場し始めました。
このトライフィンのセンターフィンをふたつに分けるというコンセプトの4フィンセッティングを、ネオクアッドと呼ばれ現在に至ります。
ツインフィンに更にホールド感やドライブ感を加えた従来の4フィンセッティングは、小さな波での回転性の良さやハイラインを走るなどには長けていましたが、深いボトムターンから鋭角にアプローチをしてリッピングを攻める時に、トライフィンならではのボトムでの
ホールド性や安定性、またターンの伸びや鋭角なアプローチには、テールがルースしやすくデメリットとされていました。
そこでバックフィンをふたつに分けながら、センターよりにセッティングすることで、ルースを抑えホールド感を高め、トライフィンと4フィンの中間のコントロールフィーリングを実現することに成功しました。
トライフィンでのフィーリングに飽きも感じ、またマーケット的にも新たなムーブメントを起こすきっかけとしても注目度が高まり、多くのサーフボードメーカーも採用したのがブームにもなったと言えるかもしれませんね。
クアッドフィンのメリット
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画像出典:Youtube
クアッドフィンはセンターフィンがありません。
そのためテール後方のセンターフィンの抵抗が無くなります。
またテールに向けての水の流れが、ダイレクトに放出されます。
テイクオフでのメリット
まずテイクオフでのテールの抜けが、トライフィンセッティングよりも良くなります。
これはパワーレスなブレイクしづらい波で大変有効となり、一度ボードが滑り出すとテールが引っかかるような抵抗が無く、スムースにボードを前に導きやすくしてくれます。
そしてボードを波の下に落としていくダウンザラインも容易になります。
ターンでのメリット
ファーストターンでは、センターフィンによる引っ掛かりが無く、テールをスライドさせやすいコントロール性がルースにボードをアプローチに向けやすくなります。
ゆえに、トライフィンセッティングよりターンの軽快さを感じられるようになります。
ターンにおいては、波のフェイスにサイドのふたつのフィンにより食わせやすく、ホールド感と安定感の高さを感じられるようになり、横方向への加速が容易に感じられるようになります。
ターンの伸びの良さが、波のハイラインをスピーディーに走りやすくさせてくれます。
このハイラインを走りやすくコントロールしやすいポテンシャルは、チューブライディングを容易にするメリットもあります。
ターンでのレールワークにおいても、やはりセンターフィンがないことで、サイドの二つのフィンがホールド感や安定感を高め、イージーに感じるかもしれません。
マッシーなセクションでのコントロール性も、水流によるセンターフィンの抵抗や負荷ががなくなるので、ボードを前へと走りやすくなり、またターンも軽く行えることが出来ます。
アクションでのメリット
テールをスライドさせやすく、ルースなコントロールがしやすくなるので、テールを抜くアクションを攻める時にはメリットになると言えます。
カットバックでのターン後半において、センターフィンのような抵抗や負荷を感じることなくターンができ、また伸びを感じ厚いブレイクであっても加速感のあるパワーゾーンへの戻りやすさを感じられます。
リッピングなどのトップアクションでは、フェイスが厚くなったとしてもテールをスライドさせたりブロウするアグレッシブなパフォーマンスを表現しやすくなると言えます。
クアッドフィンのデメリット
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画像出典:Youtube
センターフィンが無くなるので、直進性や駆動感、またドライブ感がトライフィンよりも劣って感じるようになります。
サイドフィン、バックフィンとも、フィンでの調整が重要になります。
パドリングでのデメリット
トライフィンより直進性や駆動感が劣って来るので、パドリングでの推進性や駆動性の伸びを感じづらくなります。
また特にフィンセッティングを間違えると、メリットであるテールのスライド性が不安定感に感じてしまう場合があります。
テイクオフでのデメリット
ボードの駆動感が劣って感じて来るので、パワーレスで動きのないブレイクしづらいコンディションでは推進性が劣って感じる場合があります。
こういった場合、パドリングスピードで補うか、しっかり機能してくれる大き目のフィンを使うなどフィンでの調整が必要になります。
パワーのある押しの強いブレイクでは、センターフィンのホールド感が無くなるので、不安定に感じる場合もあります。
ターンでのデメリット
テールがスライドさせやすくルースにコントロールできる軽快性のメリットが、ターンスキルのない場合は不安定に感じてしまう場合があります。
ボトムターンではしっかりボードをホールドさせる意識が必要になり、鋭角にトップへアプローチするのもトライよりも難しくなります。
また深いボトムターンを攻める際に、タメを作り伸びを持たせたドライブターンをするのもトライよりもホールドさせる必要があり難しさを感じてしまう場合があります。
アクションでのデメリット
比較的トップが厚いブレイクのスライド系のアクションでは、クアッドのメリットを活かせると言えますが、バーティカルなパワーゾーンにタイトなリップアクションを攻める上では、ボードを返した際にテールがスライドしてフィンアウトしやすく、メイクが難しくなると言えます。
トライではリッピングでフィンアウトしても、センターフィンによりホールドをキープしやすく、次へのアプローチにも繋ぎやすいといった場合がありますが、その点クアッドセッティングはメイクする意識が更に高まると言えます。
まとめ
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画像出典:Youtube
トライフィンセッティングと比較する中で、クアッドフィンセッティングのメリットとデメリットを書いてみました。
クアッドフィンセッティングのフィーリングをまとめると、横への走りやすさや加速のしやすさ、マッシーなセクションでの駆動性の良さ、テールスライドさせやすくホールド性の高いポテンシャルのメリットなどから考えても、比較的パワーレスなスモールコンディションに向いているフィンセッティングではないかと思えます。
楽しみたいと思ったサーフィンで、トライのメリット、クアッドのメリットを知った中で、その時の気分でも楽しむと面白いと思います。
筆者も、気づけば「今日はショルダー立たないからクアッドで楽しむかな~」といった時にクアッドをセッティングしているように思えます。
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