
サーフボードを初めて購入した方が注意をしなければいけないのは、メンテナンスです。特にサーフボードに塗るワックスはとても重要で、海に出た際に高いグリップ力で、サーフボードを安定させることができます。
反対に、サーフボードにワックスを塗らないとグリップ力を欠き、立つどころか怪我をしてしまうこともあるのです。
「サーフィンを始めたばかりで、メンテナンスのことまでよくわからない」
このような方のために、今回はオススメのサーフボードのワックスについてご紹介します。
記事の内容サーフボードに塗るワックスの選び方、種類、おすすめワックス
目次
サーフィンで使うワックスの選び方
画像出典:Youtube
オススメのワックスを紹介する前に、ワックスの選び方についてご紹介します。
サーフボードに塗るワックスは、水温(季節)によって使い分ける必要があります。
なぜなら、海水の温度が低い時は、サーフボードが固まってしまうために適度な柔らかさを保つものを使い、反対に夏などの海水の温度が高い時に、冬用のワックスを活用すると、ワックスが柔らかくなりすぎて溶けてしまう事があります。
そのため、季節に応じて適切なワックスを選び必要があるのです。


サーフワックスの種類
画像出典:Youtube
では、実際にワックスの種類についてご紹介します。ワックスは大きく5つの種類に分かれています。「WARM」「TROPICAL」「COOL」「COLD」「ベースコート」です。
先ほど紹介した「季節に適したワックスを選び必要がある」というのは、上記の4つ(正確には、「ベースコート」は下地用のワックスのために、「ベースコート」以外の4つ)を使い分ける必要があります。
それぞれ季節で使うタイミングを説明すると、
・WARM:春〜初夏・秋
・TROPICAL:夏
・COOL:春・秋
・COLD:冬
このような形となります。WARMとCOOLの使いわけは、比較的水温が高い春や秋は「WARM」。水温が低い春や秋は「COOL」で使い分けるのが一般的です。
サーフボードに使うオススメのワックス
では、いよいよオススメのワックスについてご紹介をしていきます。初めてワックスの購入を検討されている方は、ぜひご参考ください。
1. SEX WAX
1970年代初頭に初めて販売されて以来、現在まで人気を誇り、幅広い世代のサーファーから愛されています。
SEX WAXの特徴は、下地に使うベースコートやトップコートとして活用したり、ベース・トップ両方の機能を有していることです。
SEX WAXは、6種類の硬さがありますので、季節に合わせたワックスを選んでみてはいかがでしょうか。
2. STICKY BUMPS(スティッキーバンプス)
SEX WAXと同様、歴史を持つ老舗ワックスがスティッキーバンプスです。スティッキーバンプスの一番の特徴は、石油を一切使わずに製品を開発した地球に優しいエコワックスと言えるでしょう。
現在、年間400万本以上出荷しており、凍るような寒さを誇る地域から、灼熱の夏を迎える地域まで幅広い地域で使われています。
柔らかく、粘りが強く、持続性が高いことでも有名です。
3. MAGNET WAX
ブラジル発祥のMAGNET WAXは、冬〜夏にかけてオールシーズン活用することができます。
先ほどまで紹介した 「SEX WAX」「STICKY BUMPS(スティッキーバンプス)」「BANANA WAX」に比べて値段が2〜3倍程度値段が上がりますが、日本のように、季節により気温の変化が激しい場所では、季節によってWAXを使い分ける必要があるために、四季がある国では、オススメのWAXとなっています。
4. FU WAX(フーワックス)
アメリカ合衆国のプロサーファーで、ASPワールドチャンピオンに11回の優勝を誇るケリー・スレーターも愛用するのが、このFU WAXです。こちらもMAGNET WAXと同様にブラジルで作られました。こちらは、BASE COAT以外は、基本的にはトップコートとして活用します。
サーフボードのWAXとして、他の商品と比べて吸盤のように足にくっつく粘着力が特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サーフボードに活用するWAXは、季節によって使い分ける必要があります。また、MAGNET WAXのようにオールシーズン使うことができるWAXもあるために、ご自身で一度どのWAXが足に合うかを確認してみるといいかもしれません。
今回は、サーフボードに活用するワックスを厳選して4選ご紹介しました。
ぜひサーフボードだけでなく、ワックスにもこだわってみてはいかがでしょうか。
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