(アイキャッチ画像:globalsurfsounds)
世界的サーフィン大会を運営し、サーフィン業界に必要不可欠な組織である「ISA」と「WSL」。
現代のサーフシーンを動かす2つの組織の存在は、サーファーならば誰しもがご存知でしょう。
しかし、ISAとWSLが運営する大会について問われると、あまり知らないと言う方は意外と多いのではないでしょうか?
今回は、サーフィン業界に必要不可欠な、2つの大きな組織の主な活動と、運営しているサーフィン大会をご紹介します。
記事の内容「ISA」と「WSL」が運営する主な大会の詳細
目次
世界のアマチュアサーフィンを統括する「ISA」
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画像出典: ISA
「国際サーフィン連盟」のISA(International Surfing Association)。
アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに本部を構え、世界のアマチュアサーフィンを統括する組織です。
なので、ISAはアマチュアサーファーを対象に、世界各地で様々な大会を開催しています。
ISAは国際オリンピック委員会(IOC)の国際競技連盟(IF)に所属し、2020年東京オリンピックのサーフィン競技の出場資格認定制度を得ている組織で、オリンピックとの関係も深い組織です。
ISAワールドサーフィンゲームス
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1964年にISAが主催した第1回世界選手権のワールドサーフィンゲームスは、世界各地で1年、2年おきに開催されているサーフィンのビッグイベントです。
ワールドサーフィンゲームスは「サーフィンのワールドカップ」とも認知され、国のランキングと世界チャンピオンが決まります。
1990年の第13回大会の時には、日本でも開催され、2018年に28年ぶりに日本で開催された「2018 アーバンリサーチ ISA ワールドサーフィンゲームス」は大きな話題となりました。
2018 アーバンリサーチ ISA ワールドサーフィンゲームスは愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)で開催され、42カ国から代表選手が集結し、日本チームは国別総合順位1位で金メダルを獲得しました。
そして、今年2019年もワールドサーフィンゲームスは日本で開催決定し、2019年9月7日(土)~9月15日(日) の9日間にわたり、宮崎県の木崎浜海岸で行われます。
オリンピックの選考基準では、2019年と2020年のISAワールドサーフィンゲームスへの参加が必須条件となっています。
ISAが主催するその他の大会
ISAはワールドサーフィンゲームス以外にも様々なアマチュアサーファー対象の大会を以下の通り主催しています。
ISA ワールド ジュニア サーフィン チャンピオンシップ
18歳以下の世界一を争うジュニアサーファーの世界選手権で、男女それぞれ、U18、U16のクラスがあります。
ISA ワールドSUP&パドルボードチャンピオンシップ
ISAが主催するSUPの世界選手権です。
ISA ワールド アダプティブ サーフィンチャンピオンシップ
ISAが主催する障害者によるサーフィン世界選手権です。
ISA ワールド ロングボード サーフィンチャンピオンシップ
ISAが主催するロングボードの世界選手権です。
ISA ワールド ボディボード チャンピオンシップ
ISAが主催するボディボードの世界選手権です。
ISA ワールドマスター サーフィンチャンピオンシップ
世界中から選抜された35歳以上のマスタークラスによる世界選手権です。
ISAの公式ホームページはこちら。
世界最高峰のCTを運営する「WSL」
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「世界プロサーフィン連盟」のWSL(World Surf League)は、世界のプロサーファーを統括している組織です。
1970年代後半から1980年代初頭にかけ、ハワイアンサーファーのフレッド・ヘミングスとランディ・ラリックが中心となり、IPS(インターナショナル・プロフェッショナル・サーファーズ)というプロサーフィン大会を主催する団体がWSLの始まりです。
IPSは国際ランキングを世界で初めて導入したサーフィンのグローバルツアーを主催し、その後はオージーサーファーのイアン・カンガ・カーンズがIPSの中心に立つと、さらなる進化した大会システムが導入され、名称がASP(Association of Surfing Professionals)に変わり、企業理念「世界最高峰のサーファー、世界最高峰の波」を生み出しました。
2015年、ASPは正式にWSL(ワールド サーフ リーグ / World Surf League)になり、世界のプロサーファーを統括する組織として、世界最高峰のチャンピオンシップツアー(WCT)を運営しています。
WSLの本部は、アメリカのカリフォルニア州サンタモニカに位置し、ニューヨーク、日本、オーストラリア、フランス、南アフリカ、ブラジル、ハワイ、南カリフォルニアにもオフィスを置き、世界各地で即座に連携が取れるようなシステムで、世界のサーフシーンを動かしています。
世界最高峰のWCTとは
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画像出典: Surf Channel
世界のサーフィン大会の中で最高峰のチャンピオンシップツアーが、WCT(World Championship Tour)です。
通称CTと呼ばれ、ショートボード部門のプロサーフィンツアーです。
世界各地のメジャーなサーフポイントでメンズ全11戦、ウィメンズは全10戦をシーズンを通して開催されます。
開幕戦は3月のオーストラリアのクーランガッタで開催され、世界各地のメジャーな世界レベルの波がブレイクするサーフポイントを会場にツアーをまわり、12月のハワイ、ノースショアで最終戦が行われます。
各イベントの順位によってサーファーにはポイントが付与され、最終戦が終了した時のポイントランキング1位のサーファーが、その年のワールドチャンピオンに輝きます。
世界中のコンペティターサーファーが憧れる世界最高峰のCTに参戦できるサーファーは、世界のトップのみで、非常に狭き門となっています。
メンズは世界トップ34名(前年のCTランクのトップ22名+WQSランキングトップ10名+WSLが選出する2名)です。
ウィメンズは世界トップ17名(前年のCTランクのトップ10名+WQSランキングトップ6名+WSLが選出する1名)です。
WSLが選出する枠は「ワイルドカード」と言われ、イベントスポンサーの推薦サーファーや、CTに参加できるチャンスのトライアルで勝ち上がると、CTに参戦することができるワイルドカードが与えられます。
ワイルドカードはCTに参戦することができる制度で、CTサーファーがそのイベントに出られない時の補欠としてワイルドカードが出されることもあります。
CTは参戦するだけでも非常に狭き門となっていますが、唯一日本人として出場している選手が、両親が日本人でカリフォルニア育ちの”五十嵐カノア”です。
CTに参戦する為のWQSとは
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WSLが主催するWQS(通称:QS)は、World Qualifying Seriesの略で、Qualifying(クオリファイ)とは、予選という意味です。
世界最高峰のCTにフル出場する為の予選として、世界のプロサーファーはQSに出場し、CTを狙います。
メンズでQSランキングトップ10、ウィメンズはQSランキングトップ6に入り、シーズンを終えることで、次期CTの出場資格が獲得できます。
WQSの試合はイベントによってグレードが異なり、グレードが高くなるほど、出場するサーファーのレベルは高くなり、優勝した時のポイントも多くなります。
メンズのグレードにはQS1,000、QS1,500、QS3,000、QS6,000、QS10,000まで、ウィメンズは最高グレードがQS6,000まであります。
QSの後ろの数が優勝したサーファーの獲得ポイントとなり、QS10000で優勝する事は非常に難しい事です。
2015年、カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されたQS10000イベントであるVans US Open Of Surfingで大原洋人が優勝し、日本サーフィン史上最高の結果を残しました。
世界各地で開催されるQSは、1年の中で50イベントほど開催され、獲得ポイントの合計でQSランキングは決まります。
QSに参戦するサーファーは世界に何千人といるので、トップ10は極めて難しい事です。
ちなみに、CTサーファーも、最高グレード(メンズはQS10,000、ウィメンズはQS6,000)のQSイベントには出場義務があり、メンズは2回(一つは居住国開催のイベント)、ウイメンズは1回(居住国開催のイベント)です。
また、CTサーファーがCTトップ22に入り、加えてQSトップ10にも入った場合には、重複してツアー入りの資格を得ることになるので、その場合に限りQSランク11位のサーファーが繰り上げでWCT入りの資格を得ることになります。
WSLが主催するその他の大会
その他にも、WSLは以下の大会を運営しています。
WSL ビッグウェーブ ワールドツアー
25ft(7.6m)以上の波で開催されるビッグウェーブコンテストで、6ヶ月の間に3つのイベントが行われ、ポイントランキング1位のサーファーがワールド・チャンピオンに輝きます。
WSL ビッグウェーブ アワード
各部門によってビッグウェーブに乗ったサーファーの映像がノミネートされ、部門ごとに見事選出されたサーファーと、その撮影者には名誉と賞金が送られます。
WSL ワールド ロングボード チャンピオンシップツアー
世界各地で開催される予選となるイベントは、それぞれ3つのグレード(1,000、6,000、10,000)に分かれ、実質6,000、10,000のイベントで、その年のロングボードのワールドチャンピオンを決めます。
WSL ワールド ジュニア チャンピオンシップ
ワールドジュニアチャンピオンシップは通称WJCと呼ばれ、18歳以下のジュニアサーファー世界一を決めます。
まとめ
「ISA」と「WSL」は、世界のサーフシーンを盛り上げる目的を持ち、サーフィン業界には必要不可欠な大きな組織です。
ISAは世界のアマチュアサーフィンを統括し、オリンピックの出場選考基準などを担っている重要な立ち位置の組織です。
WSLは世界のプロサーファーを統括し、世界最高峰のショートボード部門のプロサーフィンツアー(CT)などの大きなイベントを主催するサーフィン業界トップの組織です。
日本のNSAやJPSAの組織もISAとWSLと連携しており、サーフィン業界の活性化を目指しています。
大会を主催している組織やシステムが分かると、さらにサーフィンの大会観戦を楽しむことができるので、覚えておいて損はないですよ。
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