
多くのサーファーは、海に入る前の準備運動として、ストレッチを取り入れております。
硬くなった体をほぐす為。
ケガを予防する為。
ストレッチをする理由は様々ですが、行うストレッチによってサーフィンのパフォーマンスが低下すると言われています。
この記事のポイントサーフィン前に行うと逆効果になり得るストレッチを知る事ができます。
目次
サーフィン前のストレッチが逆効果になる理由





ストレッチの種類
ストレッチには以下の2種類があります。
- 動的ストレッチ
- 静的ストレッチ
動的ストレッチは、動きながら反動をつけて行うストレッチです。
腕や足を様々な方向にねじったり、曲げ伸ばしたりして、関節をダイナミックに動かしながら筋肉に刺激を与えます。
静的ストレッチは、反動をつけないでじっくり筋肉を伸ばすストレッチです。
筋肉を一方向にゆっくり伸ばすストレッチで、筋肉に柔軟性、体の可動域を広げる効果がある他に、血行循環をスムーズにすることで、疲労回復に繋がります。
サーフィン前に逆効果な静的ストレッチ。
海に入る前の静的ストレッチはサーフィンのパフォーマンスを下げる恐れがあります。
理由は筋肉がリラックス状態になってしまう事。
静的ストレッチをしている筋肉は、一定方向にゆっくり引き伸ばされることで緩んでいきます。
緩んだ筋肉は緩みきったゴムのように力強く縮むことができないリラックス状態になるのです。
運動前に筋肉がリラックスしすぎてしまう状態=運動に対して十分な準備ができていないという事になります
多くの研究で運動前の静的ストレッチにより「運動パフォーマンスが下がる」という結論が出されているのです。
静的ストレッチはサーフィンをした「後」に効果的とされています。
サーフィン後の筋肉は縮むことで硬くなっていく特性があります。
つまり、サーフィン後は柔軟性を高めて筋肉が硬くなるのを防ぐ静的ストレッチがとても効果的なのです。
サーフィン前にはストレッチする必要は無い!?




サーフィン前に効果的な動的ストレッチ
筋肉が硬まっている緊張状態だと、サーフィンの動きをスムーズに行うことはできません。
筋肉に適度な柔軟性と、心拍数を上げて運動をする準備ができる動的ストレッチをサーフィン前にすることをオススメします。
怪我予防の観点からも筋肉に適度な柔軟性がある為、ケガのリスクが軽減します。
ストレッチ関連動画
サーフィン前にオススメ動的ストレッチ
サーフィン後にオススメ静的ストレッチ
まとめ
サーフィン含め、運動をする前には動的ストレッチを取り入れることで筋肉の適度な柔軟性と心拍数を上げて体温を上昇させることで最大のパフォーマンスを発揮できる可能性が高まります。
なので、筋肉をリラックスさせてしまう静的ストレッチはサーフィン前には適しておらず、サーフィン後のタイミングでするようにしましょう。
静的ストレッチは疲労回復にも繋がるので、オススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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